2008年09月26日

夜と霧:ヴィクトール・E・フランクル著 を読みました。 〜極限状態で生き残った人の特徴は?

ナチスの強制収容所に収容された精神科医が強制収容所内の人々や自分の心理状態について書き綴った本です。

一日一回の水みたいなスープ、パンという粗末な食事、決して清潔とはいえない環境、極寒の中で従事させられる厳しい労働、いつ殺されるかどうかも分からない恐怖と絶望・・・など正に地獄といってもいい状況が文章から伝わってきます。

不平不満の多い人は、これを読めば少しはおとなしくなるかも。

同じ環境の中で、どんどん人が死んでいく一方、生き残った人の特徴が述べられています。

何が違うのか?
体力でしょうか?知恵でしょうか?それとも忍耐力?

この本を読んで、それは一言でいうと「生きる目的の有無」と感じました。

将来収容所を出たらどうなりたいのか?
自分は何のため、誰のために生きているのか?
はっきり分かることが困難の中でも自分を保ち続ける秘訣なのかなぁと思います。

さらに心に残ったこと。

生きる意味について、僕らはしばしば議論したり自問したりしますが、実は生きること自体が数々の出来事・不幸を通して「どう生きるのか?」自分に聞いてきていて、常に行動で回答することが求められている・・・

自分主体で生きろ、と言われているような気がしています。


色々な思いが出てくること請け合いなので、興味がある方はご一読してみてはいかがでしょう?


posted by ジコプリ at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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